
「似合わないから、着ない」は、もう終わりにしたかった。
セットアップって、スタイルのいい人が颯爽と着こなしてるイメージがあって。
どこか「私には似合わない」と、最初から選択肢から外してしまう人って多いと思うんです。
実際、私自身もそうでした。
ガッチリした体型で、肩幅も広くて、お腹やお尻、太もも…
いろんなところが気になるから、「セットアップなんて無理」ってどこかで思ってた。
でもほんとは、着てみたかった。
1枚で決まって、オシャレに見える。
そういう服を、自信を持って着てみたかった。
だからこそ、「私が着たくなるセットアップ」を、作ろうと思ったんです。
体型を理由にオシャレを諦めない、そんな服を。
オシャレって、誰のため?
今は、SNSもあるし
「人からどう見られるか」「ちゃんとしてるように見えるか」って、気になる人も多いはず。
でも本当は、
「自分が着てて心地いいか」
「自分がワクワクするか」っていう気持ちを大事にしたい。
それに、自分がときめいてる服を着てると、不思議と周りからも「それかわいい!」って声がかかる。
“それどこの?”って聞かれる服。
“ちょっと人と違う”って思われる服。
そういう服って、自分に自信を持てるだけじゃなくて
“自分の個性”を素直に表現できる服だと思ってます。
このセットアップも、そんな想いをこめてデザインしました。

「母である私」と「私自身」を切り離さない服
今、私には小さい子どもが二人いて、日々バタバタしながら育児と仕事に向き合っています。
自分のことなんて、正直後回しになることばかり。
でも、そんな毎日の中でも
「自分らしくいたい」と思う瞬間があるんです。
鏡を見て、「今日の私、ちょっといい感じかも」って思えたら、
それだけで、その日がちょっと前向きになる。
このセットアップは、そんな”小さな自信”をくれる服になれたらと思っています。
子育て中でも、体型が変わっていても、場所が都会じゃなくても——
そんな理由で、オシャレを諦める必要なんてない。
「私だからこそ、似合う」
そんな風に思える服を、これからも届けていきたいです。
だから今回、細部まで妥協しなかった。
今回の生地選び、シルエットづくり、カラー配色——
どれも簡単ではなかったけど、
届けたい想いがあったから、妥協しませんでした。
✅見た目は“映える”けど、ちゃんと着やすい
✅トレンドっぽいけど、人と被らない
✅自分を好きでいられる服
そんな“わがまま”を詰め込んだのが、この2トーンセットアップです。
「ヒッピー×今」を掛け合わせた世界観。
今回のデザインの着想は、1970年代のヒッピーカルチャー。
自由で、自分らしくて、ルールに縛られないあの時代の空気感を、
今の私たちのライフスタイルに合うかたちで再構成しています。
ただのヴィンテージ風ではなく、
「日常に寄り添う自由さ」がテーマ。
そこに「ニウーキらしさ」=大胆だけど肌なじみが良い、主張はあるけど気負わない
そんな絶妙なバランス感覚をのせました。
目を惹く2トーンカラーも、派手になりすぎず、
むしろ肌や顔映りを明るく見せてくれる。
“ちょっと人と違う”を叶えながらも、「毎日着られるデザイン」にこだわっています。

“パジャマ見え”を超えるために、生地から作り込みました。
ブロックプリントのコットン生地は、
ナチュラルで可愛い反面、薄くて体型を拾いやすいという悩みもあります。
特にパンツに使うには、下着の透けやシルエットの強調が気になりやすい。
さらに、着こなしを間違えると“パジャマ感”が出てしまう——
それが、中々ブロックプリントでパンツを作れなかった理由でした。
でも今回は、そこをどうしてもクリアしたかった。
だから生地からこだわり、ハリ感があり、透けないコットン素材でハンドブロックプリントを特注。
インナーを履かなくても安心で、ふんわり体を包みながらもすっきり見えるシルエットに。
「ブロックプリントで、ここまでできるんだ」っていう、新しい挑戦が詰まっています。

こだわったのは「着心地」「機能性」「調整のしやすさ」
毎日着たくなる服って、見た目だけじゃ足りない。
だから今回、着心地にもとことんこだわりました。
キャミソールトップスは、肩紐アジャスター付きでバストまわりの調整も可能。
ー体型に合わせてフィットしやすく、胸が大きめの方でも安心。
パンツは、ウエストゴム+紐で調整できるのでストレスフリー。
ーさらに両脇にポケット付きで、ちょっとした外出にも便利。
セットアップとしての統一感はありつつ、別々でも着られるのも大きなポイント。
実はこのトップス、小さなお子さんならワンピースとして着用可能。
リンクコーデとしても、ちょっとした親子の遊び心が楽しめます。

さいごに
服を着るということは、
ただ“身にまとう”以上に、その日の自分を選ぶことでもあると思います。
気になるところはそっと包んで、
でも、自分らしさやちょっとした誇らしさは、ちゃんと表に出していける。
そんなふうに、「着ること」が背中を押してくれるような服を作りたくて、
たくさん考えて、たくさん悩んで、たどり着いたのがこの2トーンセットアップです。
誰かと比べない、自分だけの心地よさ。
慌ただしい日々のなかでも、自分らしさを楽しむ余白。
そんな小さな願いを叶える服になったらうれしいです。
ゆるっと着て、ちゃんと映える。使える。
― hand block print 2tone set up
あなたの毎日に、そっと彩りを添える相棒になりますように。
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