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秋冬こそ、色柄を楽しみたい。niokiのカンタキルトジャケットができるまで

#アウター #カンタキルト #ハンドブロックプリント 

こんにちは!nioki(ニウーキ)店主のおすずです。

秋が深まり、少しずつ寒さを感じる季節。
クローゼットを開けると、黒、ネイビー、グレー、ベージュ。
秋冬のお洋服は、どうしても落ち着いた色を選びがちになりませんか?

もちろん、ベーシックな色も大好き。
でも、寒い季節だからこそ、色や柄を思いっきり楽しみたい!

いつものお洋服に一枚さっと羽織るだけで、パッと華やかに。
鏡に映った自分を見て、なんだか今日のお出かけが楽しみになる。

そんな一着を作りたくて生まれたのが、niokiのカンタキルトジャケットです。

今回は、その誕生までのストーリーと、私がどうしても譲れなかったこだわりをお届けします。

インドの手仕事を、もっと気軽に日常へ。

niokiのお洋服に欠かせない、インドの伝統的な手仕事。
一つは、木版を使って職人さんが一色ずつ柄を重ねていく、ハンドブロックプリント。
もう一つは、使い込まれた布を重ね、一針一針ステッチを施した、ヴィンテージカンタキルト。

どちらも、人の手で生み出された布だからこその温もりと、二つとして同じものがない表情が魅力です。

そんな大好きな二つの手仕事を組み合わせた、niokiらしいジャケットを作りたい。

実は、最初に考えていたのは、全面にカンタキルトを使用したジャケットでした。
でも、制作を進める中で、一つの課題が見えてきました。

ヴィンテージカンタキルトは、一枚一枚、厚みも重さも異なります。
それは手仕事ならではの魅力でもあるのですが、お洋服に仕立てたとき、重さやシルエットに違いが生まれてしまうことも。

私が作りたいのは、見た目が可愛いだけのお洋服ではありません。

軽くて、動きやすくて、体型を拾いにくい。
ついつい手に取ってしまうような、毎日に寄り添うお洋服。


そこで、ジャケットのベースにはハンドブロックプリントに中綿キルティングを施し、デザインのポイントにヴィンテージカンタキルトを取り入れることにしました。

大好きな手仕事の華やかさはそのままに、軽さも着やすさも叶える。
そんなniokiらしいバランスを目指した
のです。

 インドと日本を4往復。どうしても譲れなかったシルエット。

今回のジャケット制作で、特に難しかったのがキルティングの厚み。

薄すぎると、冬のアウターとしては少し心もとない。
かといって厚くしすぎると、重さや動きにくさが生まれ、肩幅が大きく見えてしまう。

せっかく可愛いジャケットでも、着膨れが気になったり、肩まわりが窮屈だったりすると、自然と手に取る回数が減ってしまうもの。だからこそ、「軽さ、あたたかさ、そしてすっきり見えるシルエット。」
この3つのバランスには、とことんこだわりました。

サンプルを制作しては、日本で試着し、改善点をインドの職人さんたちに伝える。
そしてまた、新しいサンプルを作ってもらう。その繰り返し。
なんと、インドと日本の間でサンプルを4回も往復させました。

ほんの少しの厚みやシルエットの違いで、着たときの印象は大きく変わります。
何度も試着と調整を重ねて、ようやく、

「このシルエットなら、自信を持ってお届けできる!」

そう思える一着が完成しました。

ショートとロング。丈が違うだけじゃない、2つのジャケット。

niokiのカンタキルト×はンドブロックプリントのジャケットは、ショート丈とロング丈。
実はこの2つ、単純に丈の長さを変えただけではありません。

それぞれの良さを最大限に引き出すために、シルエットや首元のデザイン、キルティング加工まで考えて作り分けています。

ショート丈|軽やかに、バランスよく。

ショート丈で大切にしたのは、軽快さとあたたかさの両立。

着用時のシルエットを縦長に見せるために丈を短くした分、首元まであたたかく着られるよう、スタンドカラーを採用しました。
ボタンを閉めれば、首元まで包み込むようなデザインに。
そして、肩まわりはゆったりと。

特にこだわったのが、肩の落ち感です。
肩幅や二の腕を強調しにくく、厚手のスウェットやニットにも気軽に重ねられるシルエットに仕上げました。

ショート丈の魅力は、着こなしによって印象を大きく変えられること。
トップスをボトムスにインして、ジャケットと着丈を揃えれば、すっきりと脚長に。
反対に、ジャケットより長いスウェットやチュニックを裾からのぞかせれば、ラフでカジュアルな雰囲気に。

デニムやチノパン、スカートにも。普段のお洋服に、気負わず合わせて楽しんでほしい一着です。


ロング丈|包まれる安心感と、すっきり見える美しさ。

ロング丈は、お尻やお腹まわりまで包み込む安心感が魅力。

ただ、丈が長くなればなるほど、使う生地の量も増えていきます。
その分、どうしても重くなりやすく、着膨れして見えるという問題も。
だからこそ、ロング丈では「どうすればすっきり見えるのか」を、とことん考えました。

首元はスタンドカラーではなく、すっきりとした丸襟に。
顔まわりに抜け感を作ることで、長さのあるジャケットでも重たい印象にならないようにしています。

そして、もう一つ大きく変えたのが、キルティングのデザイン。
ロング丈には、大きめのダイヤ型キルティングを採用しました。
キルティングの幅を広くすることで、縫い込む糸の量を減らし、少しでも軽い着心地に。
さらに、細かくキルティングを施すよりも、見た目に余白が生まれ、すっきりとした印象に仕上がりました。

ほんの小さな工夫かもしれません。
でも、その積み重ねが、着たときの心地よさやシルエットに大きく関わってきます。

ゆったりとしたサイズ感で、肩や二の腕まわりも窮屈になりにくく。
体型をカバーしたいけれど、ただ大きなお洋服を着たいわけではない。
そんな女性に、ぜひ袖を通していただきたいジャケットです。

一着で、二つの表情を。リバーシブルの楽しさ。

そして、シルエットの良さに加え、ショート丈・ロング丈ともに、もう一つの魅力がリバーシブル仕様であること。
一着で、表と裏、異なる表情を楽しめるように仕立てています。

今日は柄を主役に、華やかに。
明日は裏返して、また違った雰囲気に。

同じジャケットでも、どちらの面を表にするかで、コーディネートの印象が変わります。
その日の気分や、お手持ちのお洋服との組み合わせで、自由に楽しんでほしい。

一着で二度嬉しい。

そんな遊び心も、niokiが大切にしていることの一つです。

いつものお洋服に、色柄の魔法を。

このジャケットは、ぜひお手持ちのお洋服に気軽に合わせていただきたいと思っています。

デニムやチノパン、スカート、サロペット。
シンプルな無地のお洋服にさっと羽織るだけで、コーディネートがぐっと華やかに。

柄物が大好きな方には、もちろんniokiのお洋服との組み合わせもおすすめです。
特に相性がいいのが、キャミソールワンピース。
ワンピースの柄とジャケットの色柄が重なることで、無地のお洋服とはまた違った、遊び心のあるコーディネートが楽しめます。

「柄と柄を合わせるのって難しそう」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、不思議としっくりまとまる組み合わせを見つけたときの嬉しさは、格別!

せっかくなら、自分の「好き」に正直に。
決まった着こなしにとらわれず、自由におしゃれを楽しんでいただけたら嬉しいです。

旅先でも、きっと頼れる相棒に。

実はniokiのジャケット、お客様から「旅行に連れて行きました!」というお声をいただくことも多いんです。

中には、
「旅先で可愛いね!と声をかけてもらって、そこから会話が弾みました」
なんて嬉しいエピソードも。

旅行って、なるべく荷物は減らしたい。
でも、せっかくのお出かけだからおしゃれも楽しみたいし、写真だってたくさん撮りたい。

そんなときにおすすめなのが、リバーシブルで楽しめるniokiのジャケット。
今日はどちらの面を表にしよう?
中に合わせる服によって、違う雰囲気を楽しむことができます。

一着で着こなしの幅が広がるから、旅先でもきっと心強い相棒になってくれるはず。

観光の日も、ちょっと素敵なお店でのランチにも。
そして旅先で撮った写真を見返したときに、
「このジャケットを着て行ってよかったな」
そんなふうに思っていただけたら、とても嬉しいです。

同じものには、もう出会えないかもしれない。

ジャケットに使用しているカンタキルトは、ヴィンテージの一点もの。
一枚一枚、色柄も、布の重なりも、ステッチの表情も異なります。
そのため、同じ組み合わせでお作りできるジャケットは、毎回10着前後。

また、ハンドブロックプリントも、職人さんが一版ずつ手作業で柄を重ねていくもの。
機械で均一に作られた生地とは違い、色の重なりや柄の出方に、少しずつ違いが生まれます。

手仕事が残してくれた愛おしい表情。
きっちり揃っていないからこその温もり。
一着ずつ違うからこその特別感。

世界にたった一つの表情を、ぜひ楽しんでいただきたいです。

今日の自分に、少し自信が持てる服。

私がniokiのお洋服を通して届けたいのは、ただ「可愛い服」だけではありません。

お気に入りのお洋服に袖を通したとき。
鏡の前で、思わず笑顔になってしまう瞬間。

誰かに「素敵だね」と声をかけてもらって、ちょっと嬉しくなる気持ち。

そんな小さなときめきが、日常を少し豊かにしてくれると思っています。

寒いから、無難な色を選ぶ。
年齢を重ねたから、落ち着いた服を選ぶ。
そんなふうに、自分の「好き」に蓋をしなくてもいい。

秋冬こそ、色柄を楽しもう。

そして、このジャケットを羽織った日には、

「今日の自分、なんだかいい感じ!」

そんなふうに、少し自信を持ってもらえたら嬉しいです。

あなたの日常にも、旅先にも。長く寄り添う、大切な一着になりますように。

nioki店主 おすず


カンタキルトジャケットの販売について

カンタキルトジャケットは、ヴィンテージ素材を使用しているため、数量限定・不定期でのご案内となります。
販売情報は、nioki公式Instagramにて随時お知らせしています。ぜひチェックしていただけたら嬉しいです。

Instagram:@nioki.shop
ONLINE STORE:nioki公式オンラインサイト


あわせて読みたい|niokiのものづくりの物語

一着のお洋服が生まれるまでには、たくさんの想いと試行錯誤があります。
デザインへのこだわりや、制作の裏側。
niokiのお洋服が生まれるまでの物語を、ぜひ覗いてみてください☺️

この記事の著者

おすず

栃木県宇都宮市出身。都内の大学に進学後、複数の都内の会社で計8年間勤務。会社がリモートワークになったことをきっかけに2022年8月に栃木県益子町に移住。「母としてどう仕事と向き合うべきか」悩みもがいた末、自ら事業を立ち上げることを決意。クバクロス専門店AMKUPiと、インドの手仕事布を使ったアパレルブランドのniokiをオンラインショップからスタートし、2024年9月に益子町に実店舗をオープン。
2児の母。自然と人が豊かな益子町で、子育てしながら事業にチャレンジしていく暮らしを楽しんでいる。

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